全国高等学校野球選手権大会の開会式で甲子園球場にこだまする「栄冠は君に輝く」を歌ってみました。
「栄冠は君に輝く」とは？
全国高等学校野球大会の歌という題名で1948年に発表された行進曲です。
甲子園の開会式等で独唱や演奏されておりますので、とてもなじみ深いものだと思います。
作曲は古関裕而、作詞は加賀大介です。
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作曲を担当した古関裕而
NHKの連続テレビ小説、通称「朝ドラ」の2020年度前期放送「エール」で主役のモデルにもなった作曲家の古関裕而。
早稲田大学第一応援歌「紺碧の空」や阪神タイガースの球団歌「大阪（阪神）タイガースの歌（六甲おろし）」など応援歌や行進曲で定評がありました。
そんな行進曲の巨匠である古関裕而が「栄冠は君に輝く」の作曲を担当しました。
作詞を担当した加賀大介
朝日新聞社が新しい高校野球の大会歌として歌詞の募集を行い、最優秀作品に選ばれたのが加賀大介の作品でした。
しかし当初、作詞者としてクレジットされたのは当時婚約者であった妻のペンネームだったとのこと。
なぜそのようなことになったのかというと、すでにプロとして活動を行っていた加賀が採用された際に与えられる懸賞金目当てと思われることを嫌ったためと言われています。
それでも応募したのは、彼自身が野球少年であったこと、しかしながら不慮の怪我により野球への夢を絶たれたこと、そうした悲しみが、加賀の心からたまらずあふれ出したことによるのかもしれません。
「栄冠は君に輝く」独唱【全国高等学校野球大会の歌 / 歌ってみた】をYouTubeで視聴する
名曲「栄冠は君に輝く」を歌ってみた動画をYouTubeにアップしております。
お聞きいただけると幸いです。
以下YouTube動画へのリンク